フェブラリーS【RPCI・PCIで導く展開予想】

 今回はフェブラリーS2025の予想をしていきます。趣向をかえましてJRA‐VANさんで提供されているRPCIとPCIという数値に注目して例年のレース質、今年の出走馬から合う馬やなりうる展開を推測して馬券購入のスパイスにしていきたいと思います。

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ヘルプページより抜粋
 JRA‐VAN target ソフトにて自動計算されレースペースを走破タイムから数値化した指標
PCIとは ペースチェンジ指数特定の馬のスタートから残り600mまでのタイムと、残り600mからゴールまでのタイムを比較したものです。残り600mを挟んで前後がほぼ同じ場合には50、上がりが速い場合は50以上、上がりがかかった場合は50以下となります。

つまりPCIでわかるのは?

PCIとは その馬の ペースチェンジ能力
約50を基準とし 
50 <X 大きければ 瞬発力型 ※1
X >50 小さければ 持久力型
※1 同じ「差し」脚質で好走した場合でも、50を越えていれば、スローペースで差したと言えます。ただ50未満なら差したといってもバテているわけで、実際には前にいた馬がバテて結果的に差しという脚質になったと判断できます

つまりRPCIでわかるのは?

RPCIとはレースそのもののラップタイムからPCIを算出したもの
約50を基準とし 大きければ スローペース 小さければ ハイペース
過去の同レース結果から平均値を出しなりやすい展開を明確に
※ここは坂があるからスローになりやすいなどの曖昧さをRPCIで数値化し見える化する

活用方法


RPCIとPCI3 で例年のなりやすいレース質を推測し好走レンジ ※PCI3は1~3着馬の平均
PCI で逃げ馬が刻む展開・展開が向く馬を探す

過去10年分析

 横軸RPCIでレース質を見ると
ハイペース 5R ミドル 3R スロー 2R
ハイペースが多く前傾よりのレースが多いことがわかる
 縦軸PCI3で見ると
50以上 8Rと残り3Fが占める割合が大きく瞬発力が必要になりそうです。

 過去10年を見ると大まかに
RPCIが 47~49 PCI3が 50~52 にレース質が集まっていることがわかり、ハイペースになりやすく上がりを使える馬に向くレースと言えるでしょう。
逆に極端な年が4年あり、この4年を深掘りし今年がどちらに振れる可能性があるか見定めたい。

スローの50以上 19年と22年

19年 良 14頭立て 逃げ切り勝利 
・前走逃げ2頭 共に内枠
・前1400m以下先行馬4頭
22年 重 16頭立て 4角4番手勝利
・前走逃げ1頭
・前1600m以下先行馬2頭

スローになりうる要素
・逃げ馬少なく、内枠に入る
・短距離からの参戦が少なかった

超ハイペースの43以下 18年と24年

18年 良 16頭立て 追い込み勝利
・前走逃げ5頭
・前1400m以下7頭
24年 良 16頭立て 4角5番手勝利
・前走逃げ 2頭
・先行馬 10頭

超ハイペース要素
・逃げ馬か先行馬が複数
・大外枠に絶対逃げる馬の存在
24年は普通なら差しもハイ耐性高いペプチドが粘り切り

25年のメンバー構成は??

・近3走内 逃げ5頭
・前1400m以下3頭
・先行馬 6頭
と十分に超ハイペースを満たす要素があり、枠順確定すればよりペースが読めてきそうです。
RPCIとしては45以下も PCIとしては49近辺と今の段階では予想します。次回で逃げ馬のPCI値と全頭のPCIから合う馬を探していき、より展開を読んでいきたいと思います。
昨年は異常なハイペース、今年も再現がある可能性を秘めていそうで昨年好走の2頭には向く展開にもなりそうで状態整っていれば中心視もいいかもしれません。

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