フェブラリーS 展開分析【全頭PCI診断】

 前回の記事でPCIについての説明と今年のレース質について解説しましたが
今回は出走予定の逃げ馬とその他の馬全頭を好走時※のPCI・RPCIの相関から合う馬を探していきたいと思います。※近2年OP以上1~3着時

広告




逃げ馬に関しては自身のPCIがそのままRPCIとなります。

サンデーファンデー

 平均47.1 主に1800mでの逃げ、ミドル以上のペースで走破
本馬が逃げれば例年通りのハイペースになりそう。ただ前や隣に馬がいるとムキになる点で更にハイペースも

ウィリアムバローズ

 平均49.6 主に1800m中心での逃げ、ミドルペースが多い
今回はマイルで芝スタート、逃げるのはテンのスピード的に難しい印象、先行策で

ミトノオー

 平均48.1 こちらも1800m中心、ハイペースよりの逃げ
逃げてこそといった馬でチャンピオンズCは主張するもレモンポップにはスピードで勝てず、今回は同型いるが同じ1800質となれば逃げ有力候補、ただ鞍上田辺騎手だとどうかと思いつつもブリンカー着用、逃げるでしょう。

ヘリオス

 平均48.4 1200~1400m主戦場 逃げは少ないが23年2番手行こうと思えば主張できるスピードに決め打ちで好走目立つ原騎手を手配と思い切った逃げはあると見ます。

逃げ&好走レンジ予想

 アンモシエラですがこの数値の弱点である地方競馬で結果を出しておりどの程度やれるか未知数、芝スタートは問題なさそうですがマイルのスピード戦がどうかでしょう。ただ持続力を活かしたいタイプなので出していくことにはなるでしょう。
 枠順次第にはなりますが現状ミトノオーが1番手、サプライズがあるとすればヘリオスの逃げと予想します。ただ前回の記事ではハイになる要素が揃っていると言いましたが今年は1800mでの逃げ馬のみと大きくやり合わなければ例年並みといった所に落ち着くかもしれません。
 やり合う形と先行馬が多く前で突っつきあう形を加味するとRPCIは45~48と想定、このレンジでの好走が多い馬を探していきます。

 レース質RPCIを45~48と仮定すると、PCI例年のパターンでは青の範囲の49~51が好走範囲となります。これを踏まえて全頭見ていきたいと思います。

コスタノヴァ

平均PCI 46.6 平均RPCI 48.95  マッチ度 B
好走時としてはミドル~ハイでも好走、ある程度タフなレースで持続力比べでも力は出せそうです。
前走はドンフランキーが逃げてハイペースで向いた感はありますが追走面は問題なさそうです。
課題は間隔詰まって初G1挑戦の状態面、乗り替わりでのスタート、マイル戦
軽視はできないですが上がりがもうすこしほしい印象です。

エンペラーワケア

 平均PCI 49.15 平均RPCI 51.125 マッチ度 C ~ A
好走時としては50以上のスローよりミドルが多く、自身としても上がり要素の強いレースが多いように思えます。
主に1400mで先行している為、追走は可能ではあると思いますが前傾ラップで先行したときにどの程度脚が使えるか?といった不安はありそうです。
印象としては勝ちポジションで圧勝か追走で脚使いずるずる後退してしまうイメージで軸にはおすすめしません。

ミッキーファイト

平均PCI 47.3 平均RPCI 47.4 マッチ度 C
東京とマイルは新馬以来に中央では2戦と参考例が少なく判断が難しい
RPCIとPCIの値が似通っていることから逃げ馬が作ったペースをそのまま持続的に走りきって好走と今回のレースには合わない印象です。
まだ未知数な面が多くレベル高い4歳世代で舞台替わりで一発回答もあるかもしれません。

ペプチドナイル

平均RPCI 48.1 平均PCI 48.7 マッチ度 B
昨年は超ハイペースを先行して勝利とハイペース耐性を見せた
流れたペースをそのまま継続させることは得意そうで今年もある程度流れるとみるなら抑えは必要になりそうです。ただ例年通りの上がりが求められるレース質になるなら好走は難しい。

サンライズジパング

平均RPCI 48.05 平均PCI 48.9 マッチ度 B+
チャンピオンズカップでは中京では厳しい外々回しで6着と見応えある内容
位置取りや気分に左右され気味で手前を替えないなどなかなか安定しないが長く足を使える直線は良さそうですが、マイルがどうかといった印象です。本質は中距離にありそう。
ズブイ馬に幸騎手替わりで刺激になるか?

ドゥラエレーデ 

平均RPCI 48.58 平均PCI 49.26 マッチ度 B~A
ハイにならない程度のミドルペースを番手付近で自身も上がりを使えるようなレースでの好走が多いです。
今回は先行するなら向かない展開にはなりそうで差しに控えるなら向くかも…といった印象です。
初騎乗で好調和生騎手がどう乗るか?

メイショウハリオ

平均RPCI 49.7 平均PCI 52.2 マッチ度 S
この馬です!!まさに例年のフェブラリーならといった印象で23年3着なこともあり合うでしょう。あとは年齢的な衰えと状態だけだと思います。年齢もあるので勝ち馬かと言われると難しい印象で2,3着で狙いたいですね。

タガノビューティー

平均RPCI 46.3 平均PCI 51.3 マッチ度 B+
昨年4着と適正ある舞台で上がり特化型、今年も昨年同様のローテで臨み引退予定も撤回し更なる実績を積みたい。昨年の流れで3着内を取り切れなかったのは不満ではあるが昨年よりは流れなく前が止まる流れなら追走し位置が取れるためワンチャンスありそうではある。ただ年齢もあり勝ち切るまでは…

データが取れない馬について

アーテルアストレア B
チャンピオンズカップ挑戦で上がり2位を2度記録と末脚に特徴、ただ初混合マイルに芝スタートと超えるべき壁は大きい印象。追走に苦労しそうです。

アンモシエラ C
中11週で参戦。芝スタートは問題なさそうですが同型多数で混合マイル戦となかなか難しい条件にはなりそうです。ただタフさは持ち備えていますのでいかに自分のペースでいけるか。

デルマソトガケ B+
BC2着から低調、近走は良いところなく敗戦が続いている。追走はマイルですがアメリカのダートで好走と問題はなさそうで初東京に初マイルと条件替わりがポイント、ただこういう大きな条件替わりが好走のカギになりそうな予感…

まとめ

今回は新たに過去のRPCIとPCI3の関連性から今年の展開推測、そこから合う馬を探すということをしてみました。G1で初めてみようと今回から始めたもののデータがない地方戦が多いダート戦と失敗した感満載ですが的中で100点としたいと思います。(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました